ウズベキスタンのサマルカンド&タシュケントに行った時のメモ。

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2016年の8月に中央アジアのサマルカンドに行きました。

結論から言うと、いままで行ったことある国ベスト3に入っちゃう位よかったです。

オススメの理由をまとめるならば、

・物価安い

・料理うまい

・街やみどころきれい

・人優しい

ですね。イスラム教国だとのことですが、お酒も飲むし、服装もジーパンにTシャツだったりしていい意味で非常に緩い。ヒジャブの女性は1人も見なかったかな?親しみやすくて、いいイスラムというものを見せてもらった気がします。

ウズベキスタンというと日本では余り馴染みがないと思うんですが、ここデリーからは飛行機で3.5hrs、航空券も5万円位ととてもお手軽な旅行先なんですね。FF10のザナルカンドのモデルと聞いたので 駐在員の中でも噂のおすすめスポットだったので、インドの独立記念日を利用して2泊3日で行ってきました。

出入国管理が遅くて狭くて大変辟易したことはかなりマイナスポイントだったんですが、それを指し引いても素晴らしいところだったのでブログに書いてみようと思います。

 

【タシュケントのメモ】

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・地下鉄
噂通り地下神殿みたいで一見の価値ありでした。駅ごとに装飾が違い、電車も車内もなんだか旧ソの空気をまとっている感じで気怠くてかっこいいです。写真撮影禁止なのが残念。チケットはカウンターで一律1200スム(約40円)です。
・Chorsu Bazar
大きなバザール。周辺に2~3個のモスクもあり。サマルカンドのSiab Bazaarの方がマーケットという感じで温かみがあった感じで、こちらはより'市場'って感じだったかな。規模はこちらが上だった印象。因みに市場内飲食場所も充実しているのでお腹が空いたら手軽に美味しい料理にあずかれるはず。
・サモサ
サマルカンド行き特急列車に乗る駅前(通りの対面側)には朝7時前からサモサを出してくれる朝飯屋が軒を連ねています。インドのそれと違い、肉入りのパイでとてもおいしいです。市民に混じった朝食で楽しく、2-3個食べれちゃいます。

 

これがサモサ。牛丼のパイ版といった感じでとても美味。

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・ティムール広場周辺
 →最初のウズベキスタンの驚きは街がきれいなこと。中心部だけかもしれないけれど、それでもインドから来ると面食らいます。

 

 ティムール氏。後ろは宿泊したHotel Uzbekistan

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街がきれい。。

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市内中心部は意外と西洋風でイスラム教国をなんとなく想像してくるとギャップに驚かされます。(後日を歩いているともっと生活感のあるエリアもありました)

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公園にはテラスでビールやお茶を出来るスペースがあります。公園は日本よりも静かで綺麗なのではと思わせるほど。噴水がおしゃれ。ものすごく静かで癒しの公園でした。

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【ホテル】
→我々はHotel Uzbekistanに宿泊しました。ティムール広場に徒歩圏内、値段も手頃で、かつ名前からしてオークラのようなフラグシップ感が感じられてオススメ。タクシードライバーに通じやすいのも◎ですね。

 

 幾何学模様が美しいホテル外観。結構これ自体がちょっとした建築でした。

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 室内もいたって普通。

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ホテルのレストランではビールも容易に入手可能。ただのビールだと思って飲んでいたらアルコール15%位あって昼からぐでんぐでんに。こっちで普通にみかけるビールはどれもこんな感じで高アルコールでした。

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【サマルカンド】

・ホテル

今回はSamarkand safarというホテルに宿泊。値段が手頃な割にとても綺麗でちょっとこじんまり家庭的で素敵なホテルでした。プール付き。風呂がアラブ式で広くて綺麗。

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同旅程でいらしていた上司はGrand Samarkandにご宿泊。こちらは値段が少ししますが、ホテル併設のバーが遅くまでやっていたし(シーシャ有!!)、部屋もファミリーで泊まっても全くもって問題ないとのこと。予算に余裕がある方はこちらがいいのかな?

 

・レストラン

PlatanとRestaurant UzbekistanというレストランはGland Samarkand, Smarkand sfur両ホテルから徒歩圏内かつ料理雰囲気とも抜群です。今回はPlatanに夜お邪魔しましたが、スタッフもきちっとしていてそれでいてフレンドリー、テラス席でウズベクワイン片手に肉料理に舌鼓で最高でした。
Sangzorという噴水を囲めるレストランもタクシーが必要ですがオススメ。どのレストランもテラスで食事ができます。噴水を眺めながら優雅なランチは如何でしょうか。
その他では行けなかったですがKarimbekというレストランがローカルの方含め支持が高い様です。こちらは観光エリアからは少し外れたところにあります。
Siab Bazaar内、下層へ降りる階段を右手に曲がった所に市場のおばちゃんがやっている食堂のようなところがあります。ここもテラス有りで、市場の中で活気があって気持ちいいいです。Lagmanというウズベク肉うどんが美味しい。ビールもあります。

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牛タンもある!

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これはウズベクピラフ。たっぷりの牛肉と牛脂で頂く。うますぎた。

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これがそのウズベク肉うどん。しっかりダシがきいてて非常に美味。日本人の口に合う一品でした。

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・モスク・遺跡系
Gur-e Amir complex:ティムール大帝を祀るモスクです。内部の絢爛さに圧倒されます。

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Registon Ensemble:一番有名な広場で3つの巨大な神学校が広場を囲むようにそびえ立っています。3つの神学校はどれも美しく素晴らしいです。横にあるテラススペースでお茶も出来ます(ビールはありませんでした)。夜7:40頃にライトアップされます。
この瞬間にたまたま居合わせましたが、思わず感嘆の声が漏れてしまったクオリティです(一緒にいた友人と'うわーーーーと叫んでしまった’)。建物内部でなく、広場でライトアップの瞬間に立ちあわれるのがおすすめです。ものすごいです。必見です。

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Bibi-Xonum:Siab bazaar横にある巨大なモスクです。中央アジア最大との名に違わぬスケールで、写真を見て頂くと分かるように本当にデカイ。内部は保存が悪いのですが、横から入ってみる事ができ、年月を感じる佇まいと妙に静かな空気にはまた独特の味があります。

 

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Shah-i-Zinda Ensemble:青の空間です。ここは必ず行きましょうい。広さはそれほどでもないですが、装飾と全体的な空間の美しさが別格でした。Siab bazaarから徒歩5分更に行った方にあります。こここそが、サマルカンドに来たなら必見のスポットだと思います。圧倒的な青。モスクと少し違っていて、建築物の美しさを眺めるというよりは空間の力に包まれる感じ、でしょうか。是非足を伸ばすことをオススメします。丘の上には墓地が広がっていて、こちらも味がありますね。

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 Bazaarから一見すると近い方にも神殿のようなものがあるのですが、そちらではなく、少し遠くに見える青いドームを目印にされて下さい。

 

 ・おみやげ
 →レギスタンからSiab bazaarに行く途中のマルタ通りにお土産屋が集中しています。レギスタンのモスク内の小店よりも安いとの地元の方評でした。品揃えも豊富です。かわいいお姉さんがたくさん。

  

【その他一般情報的なもの】
・両替
ウズベクスムの公式レートはUSD1$が3000スム位なのですが、裏レートというのものがあり、1USD、5000~6000スムで両替が可能な為ホテルや空港のカウンターは避けることをおすすめします。
ホテルのボーイに両替したいというと裏レートを持ちかけられます。
その他市内にも両替オヤジが結構いますが、レートは総じてオフィシャルより格段にいいです。両替後は物凄い厚さの札束をゲットすることになるので、金持ち気分が味わえてとても楽しいです。 

 

これが1万円を両替した時。富豪気分にひたれます。当然財布に全く入らない。

ウズベクの人はみんなちっちゃいカバンみたいなのを持っているんですが、実はカバンでなくてそれが財布なんだとか! 

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・気候(8月旅行時)
昼は40℃程度と暑いですが、夜は半袖でちょうどいいくらいでとても気持ちが良いです。雨の心配は夏の季節はほぼ無いとのこと。10月位でも1枚羽織れば大丈夫。冬は寒いとのこと。
・タクシー
基本事前交渉無しで5000スム(200円弱)を渡しておけば大丈夫です。ちょっと遠い時は交渉しましたが基本15000までの範囲に収まります。
英語が通じないのでiPhoneに入力して貰い交渉したり。
・Tashkent ⇆ Samarkandの電車
チケットの手配をしてくれる代理店はこちらのページより確認出来ます。メールは英語で出来き、現地で受け取る形になるんですが全然問題ありませんでした。

http://www.advantour.com/uzbekistan/trains.htm

Afrosiyobは新幹線並の最新鋭、その他はインドの電車を綺麗にしたような感じです。AfrosiyobはVIPクラスがオススメ。値段は少し張りますが、大きなテーブルを囲む感じのシートで、ちょっとしたいいレストランにいるかのような気分で快適な旅が出来ますよ。

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ロシア系の顔の人が多く、男の人はみんな体もごっつくて顔が物凄く怖いのですが、英語がしゃべれなくても親切に道とかを教えてくれる素敵な人達でした。旅行者にとっては英語が通じないのは若干不便ですが、それでもいい人達なので全然嫌な思いをせず、素敵な旅行が出来ました。何よりご飯がうまくて景色が綺麗なのは旅の重要ポイントですよね。駐在中にあと2,3回行きたかったなぁ。

他にも気に入った写真をこちらにアップしているのでよかったら見てみて下さい。

 

https://shotita13.tumblr.com/

 

オルビック、ウズベキスタン!!